道産食品独自認証制度〜笑う鮭(今年からは認証を返還しました。)

道東食品では、道産食品独自認証制度による熟成塩蔵さけ(山漬け)の認証書を昨年11月に取得致しました。
この制度は、HACCPに基づく衛生管理と山漬けの味で決まる評価の高い制度です。官能検査(味見)には約30人の先生方が吟味し、味はもちろん、加工の仕上りの美しさなど厳しい審査の末、認証されます。
※本年度は、認証を返還し塩蔵秋鮭として製造しています。

認証制度で紹介される鮭は、どの加工者も自信を持ったこだわりの一品を作っています。当工場では昆布森産の厳選された秋鮭を使い、衛生かつ美味と言う点では最高の出来だと自負しております。
北海道が認める”笑う鮭”を是非ご堪能下さい。


昆布森産笑う鮭

◎数万尾の中から極上の鮭だけを厳選

北海道の秋の味覚を代表する風物詩「秋鮭」。
そんな同じ秋鮭でも、実は捕まった時期や場所によって
値段も味わいも大きく異なることをご存知でしょうか。

この「笑う鮭」が水揚げされるのは釧路湿原国立公園で有名な釧路市の隣町、
釧路町は昆布森漁港の沖合に仕掛けられた定置網です。

そんな昆布森漁港に毎日水揚げされる数万匹もの秋鮭の中から
「鮭のソムリエ」と呼ばれる当社のベテラン仕入れ担当者が
魚体の色合いや脂の乗り具合を直接確かめながら吟味。
体全体がふっくらとしていて銀色に輝き、
ウロコがはがれ落ちていないか、傷は付いていないか
厳選に厳選を重ねて選び抜いた極上の一品が「笑う鮭」なのです。

およそ一隻の漁船が一日に水揚げするのは数千尾。
魚揚場全体では数万尾にものぼるのですが、
担当者の眼鏡にかなって仕入れられるのは、多くて一日10尾程度。
ひどい時には一尾も仕入れることなく戻る日もあります。

ですから仕入れた鮭の素性は、製品になるまでまさに明白。
どの船の何という船長が捕った鮭かということまでお知らせできる、
究極のトレーサビリティーを実現しました。
これらの情報は、製品に添付しましたQRコードによって
携帯電話でもご確認いただけます。


◎良い素材と惜しまぬ手間が生み出す絶品の味覚
 
本当においしい商品は、素材の良さだけで生まれる物ではありません。
手間を惜しまぬ匠の技と、必要にして充分な時間をかけて
初めて絶品の味覚が生まれるのです。

「笑う鮭」が出来上がるのに必要な時間はおよそ96時間。
丸々4昼夜もの時間をかけて鮭を熟成させました。
全身にくまなく、しかもソフトに塩分が行き渡るのです。

さらに、熟成に欠かせない塩は赤穂の天日塩を使用。
天然塩に含まれる豊富なミネラル成分が
魚肉のタンパク質をアミノ酸へと変化させ、
たまらなく美味な鮭を作り出してくれました。


水産新聞(10月9日)に笑う鮭好評の記事掲載!